私は、生まれながらにして脳性マヒによる障がいを持っていますが、数多くの皆さんのお力添えで大学院に進み、行政学、地方自治、障がい者の就労支援政策、子どもの人権保障政策の研究を進めてきました。

 私は、9年ほど前から、子どもを暴力やいじめから守るための小金井市条例制定を求めて運動を進めてきました。今年3月、その条例が制定に至ったのは大きな喜びです。

 私は、「市役所庁舎の建設場所を選ぶ住民投票条例」の制定を求める署名運動受任者として、街頭での署名収集を行いました。1万人を超える市民が署名を提出したのに、自民党や民主党が反対し、1票差で否決してしまいました。ニ大政党が癒着して、駅前に無駄なハコモノ建設を強行しようとする小金井の状況は極めて憂慮すべきだと思います。

 小金井市の緊急課題は、他市町に多大な迷惑をかけている「ごみ問題」です。無駄なハコモノ建設とは決別して、ごみの減量政策に真剣に取り組むべきだと思います。

 稲葉市長は、新ごみ処理施設の建設場所の決定ができないまま、東京都にその調整を委ねました。本来、ごみ処理は市町村の固有事務であり、その責任で解決すべきものですが、小金井市の責任放棄で、都政が小金井市のごみ問題に深くかかわることになりました。

 このような状況の中、私は、多くの市民の皆様からの要請を受け、都政への挑戦を決意いたしました。

 先般、全盲のピアニスト辻井さんの活躍が報道されました。また、新潟市議会では全盲の青木まなぶさんが活躍しています。障がいに負けないお姿を見て、私も、私にできる最善を尽くすべきだと考えるに至ったのです。元気一
杯がんばります。

                     高木あきなり
HOME 応援します